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オンラインコンファレンス「国際金融の安定を守るために コロナ時代に世界金融危機の教訓を学ぶ 」
IMF・東京大学共催 オンラインコンファレンス
東京大学経済学部創立百周年記念事業
国際金融の安定を守るために
コロナ時代に世界金融危機の教訓を学ぶ
2008年から2009年の世界金融危機からわずか10年余り、COVID-19の大流行により、世界は未曾有の危機に直面しています。多くの国において、金融システムにおける既存の脆弱性は、特に非金融企業・ノンバンク金融機関・ソブリン債務で深刻化しています。IMFと東京大学は共同でオンラインコンファレンス「コロナ時代に世界金融危機の教訓を学ぶ」を開催します。世界各国から政策立案者や研究者を招き、現在や将来の危機において金融リスクにどのように対処すべきか議論します。
日時:2020年11月23日-25日 各日21:00開始
言語:英語(日本語の同時通訳あり)
*事前質問の受付は終了いたしました。たくさんのご質問ありがとうございました。
参加方法:登録不要。以下オンライン中継をご覧ください。
<録画>
Day1:
Day2:
Day3:
ハイライトビデオ(英語)
プログラム 資料はこちらをご参照ください
セッション1:11月23日(月・祝)「危機管理」
時刻 | プログラム |
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21:00-21:10 | 開会挨拶 東京大学総長 五神真 |
21:11-21:17 | オープニング スピーチ 国際通貨基金(IMF)専務理事 クリスタリナ・ゲオルギエバ |
21:20-22:50 | 世界金融危機時の国際的な危機管理とコロナ危機に向けての教訓 モデレーター フィナンシャル・タイムズ米国版編集長 ジリアン・テット パネリスト ‐プリンストン大学グリズウォルド経済政策研究センター シニアリサーチスカラー ウィリアム・ダドリー ‐ブリューゲル研究所 シニアフェロー フランチェスコ・パパディア ‐リクスバンク 理事会上級顧問 マリアンヌ・ネッセン ‐東京大学 特任教授 中曽宏 議題 金融危機を管理し防止するためには国際協調が重要です。このセッションでは、世界金融危機から得られた経験を活かし、現在の危機下での政策対応を検証し今後の課題を考察することで、政策立案者にとっての広範な課題と教訓を探ります。 |
セッション2:11月24日(火)「国際協力、リスク・マネージメント」
時刻 | プログラム |
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21:00-21:10 | 開会挨拶 日本銀行 総裁 黒田東彦 |
21:15-21:30 | パンデミックを切り抜ける:ばらつきが見られるアジアの回復ペース 国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局 局長代理 ジョナサン・D・オストリー |
21:35-22:20 | コロナ時代において協力促進と金融安定化を達成するための国際的な取組み モデレーター みずほ総合研究所 理事長 中尾武彦 パネリスト ‐国際通貨基金(IMF)戦略政策審査局 局長 セイラ・パザルバシオグル ‐経済協力開発機構(OECD)事務次長 河野正道 ‐ASEAN+3マクロ経済リサーチオフィス(AMRO)所長 土井俊範 議題 危機時には経済と金融双方のリスクを緩和するため、グローバルな協力と域内協力の両方が重要です。このセッションでは、如何に過去の教訓を活かし、コロナ危機下で協力を最大限に活用したリスク管理を行うかについて議論します。 |
22:25-23:10 | 変化する金融情勢に適応した危機対応策 モデレーター コロンビア大学国際関係公共政策大学院 教授 パトリシア・モセル パネリスト ‐国際金融協会マネージング・ディレクター兼チーフエコノミスト ロビン・ブルックス ‐金融庁 総括審議官 白川俊介 ‐東京大学大学院経済学研究科 准教授 植田健一 議題 金融や経済のリスクは中核的な役割を担う伝統的な金融セクターに限らず、内外から発生します。このセッションでは、フィンテックや類似分野による構造変化や技術革新、またその変化がより広範な金融安定性と危機管理策の制度設計に与える影響について探ります。更に、金融リスク管理を促進するため、資本市場におけるグッドガバナンスと効率的制度がいかに重要であるかについて焦点を当てます。 |
セッション3:11月25日(水)「金融規制」
時刻 | プログラム |
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21:00-21:10 | 開会スピーチ 金融庁 長官 氷見野良三 |
21:15-21:25 | コロナ禍における金融システムの健全性維持と回復への道 国際通貨基金(IMF)金融資本市場局 局長 トビアス・エイドリアン |
21:30-23:00 | 世界金融危機時の金融規制措置とコロナ危機に向けての教訓と対応 モデレーター 東京大学 客員教授 河合美宏 パネリスト ‐リクスバンク 総裁 ステファン・イングベス(ビデオメッセージ) ‐国際決済銀行(BIS) 金融安定政策部門長 ステイン・クラッセンス ‐三菱UFJフィナンシャルグループ 取締役 執行役会長 平野信行 ‐コロンビア大学 国際関係公共政策大学院 教授 伊藤隆敏 議題 金融規制は、金融リスクに対応しグッドガバナンスを確立するための大切な要素です。このセッションでは、世界金融危機から得た金融規制上の教訓と、その教訓を金融リスク対応にどのように活用し得るか議論します。具体的には、規制政策とその影響、銀行セクターにおける問題解決枠組み、支払能力と流動性の管理、そして現在の危機に対して既に適用されている世界金融危機からの教訓について議論します。 |
23:00-23:10 | 閉会挨拶 東京大学大学院経済学研究科長 教授 渡辺努 |
お問い合わせ:
東京大学大学院経済学研究科 総務チーム shomu.e@gs.mail.u-tokyo.ac.jp