経済専攻 経済史コース
経済史
概要
経済史は、過去の記録(史料)を探索し、そこから意味のある情報を読み取り、必要に応じ経済学、社会学、政治学、統計学等の関連分野のさまざまな知見を用いて、経済社会を深く理解することを目指す研究分野です。近年は実験経済学が発達していますが、実験ができる対象は限られており、歴史に記録されている過去の膨大な情報が、社会科学研究のためのきわめて有力なベースとなるという事情に変わりはありません。経済史コースの教員は、日本、アジア、欧米をそれぞれ主な対象とする経済史研究者から構成されます。いずれの教員も、多様かつ柔軟な着想とグローバルで現代を含む長期的な視野を持ちながら、史料・データからの帰納的論証という歴史研究の原則を重視しています。
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社会科学研究所
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