イベント
20241019ホームカミングデイ実施報告
令和6年10月19日(土)に第23回東京大学ホームカミングデイ(Home Coming Day)が行われました。
●●第23回東京大学ホームカミングデイ講演会●●
経済学部・東京大学経友会【共催企画】
【開催日時】令和6年10月19日(土)14:30~17:00
【場 所】東京大学経済学研究科棟
○講演会 14:30~16:10(於:経済学研究科棟地下1階 第1教室)
総合司会: 大日方 隆 東京大学大学院経済学研究科 教授
挨 拶: 古澤 泰治 東京大学大学院経済学研究科長・経済学部長
講 演: 阿部 誠 東京大学大学院経済学研究科 教授
講演テーマ: 「行動経済学とマーケティング
~ 緑の珈琲がアリで 無色のコーラがダメな理由~」
○懇親会 16:15~17:00(於:経済学研究科棟1階 コミュニティ・ラウンジ)
【実施報告】

講演会は古澤研究科長の挨拶と講演者紹介の後、大学院経済学研究科・経済学部 阿部 誠教授が「行動経済学とマーケティング~ 緑の珈琲がアリで無色のコーラがダメな理由 ~」と題して講演を行い、100名を超える方々にご参加いただきました。
阿部教授は1991年にマサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号(Ph.D.)を取得後、同年からイリノイ大学助教授、1998年の東京大学助教授就任を経て、2004年から現職に就かれています。ノーベル経済学賞受賞者との共著を含め、マーケティング学術雑誌に論文を多数掲載されており、2003年にJournal of Marketing Educationからアジア太平洋大学のマーケティング研究者第1位に選出されています。
「行動経済学とはどういうものか?」「アンカリング効果、おとり商品のわな」「革新的新製品に対する消費者の製品の評価・需要可能性を高めるには?」「心理的会計」について、多くのケーススタディを交えながら行動経済学とマーケティングの理論をかみ砕いて説明され、参加者は熱心に聞き入っている様子でした。また、質疑応答の時間には、多くの参加者から積極的な挙手があり、阿部教授の示唆に富んだお話への関心の高さが伺えました。
講演終了後は、コミュニティ・ラウンジにて懇親会を開催し、 経済学部のOB、OGと学生経友会幹事との世代を超えた交流の場となり、盛況のうちに閉会しました

●卒業生のみなさまへ●
来年度もホームカミングデイ開催日には、本年と同様、総会・講演予定ですので、卒業生の皆様、ご友人とお誘い合わせのうえ、どうぞお気軽にご参会くださいますようお願い申し上げます。
経済学研究科・経済学部
https://www.e.u-tokyo.ac.jp/