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20231021ホームカミングデイ実施報告
令和5年10月21日(土)に第22回東京大学ホームカミングデイ(Home Coming Day)が行われました。
●●第22回東京大学ホームカミングデイ講演会●●
経済学部・東京大学経友会【共催企画】
【開催日時】 令和5年10月21日(土)14:30~17:00
【場 所】 東京大学経済学研究科棟
○講演会 14:30~16:10(於:経済学研究科棟地下1階 第1教室)
総合司会: 大日方 隆 東京大学大学院経済学研究科 教授
挨 拶: 古澤 泰治 東京大学大学院経済学研究科長・経済学部長
講 演: 神取 道宏 東京大学大学院経済学研究科 教授、東京大学特別教授
講演テーマ: 「研究者として、教育者として:肌で感じた経済学の歩み」
○懇親会 16:15~17:00(於:経済学研究科棟1階 コミュニティ・ラウンジ)
【実施報告】
講演会は14:30より開始され、古澤研究科長の挨拶と講演者紹介の後、1982年経済学部卒業、現在大学院経済学研究科・経済学部教授で本学特別教授である神取道宏教授にご講演をいただきました。神取教授は大学卒業後、スタンフォード大学経済学部博士課程(Ph.D取得)、ペンシルバニア大学経済学部助教授、プリストン大学経済学部助教授を経て、1992年に本学経済学部助教授に着任され2019年に本学特別教授の称号を現役の教員として授与されました。2022年にはゲーム理論分野での代表的な国際学会であるGame Theory Society会長(President)に日本人として初めて選出されるなど、経済学に多大な影響を与えていらっしゃいます。コロナ禍を経て4年ぶりの実地開催となった今回の講演会は100名を超える方々にご参加いただきました。
「研究者として、教育者として:肌で感じた経済学の歩み」と題し、本学経済学部に赴任してから約30年、大学院生として経済学の研究を始めてから約40年の教育者研究者としてみて感じてこられたことを、「経済学を志されたころ」、「40年間における経済学の大きな進展と変化」、「これからの経済学や日本」の3本立てで示唆に富んだお話をいただきました。専門的な内容だけでなく、経済学の歩み、それを取り巻く社会や学生気質の変化などについて時にはユーモアも交えながら、紹介をされ、研究の発展、より良い社会の実現に向けた示唆に富んだお話をいただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。また、質疑応答の時間には、一つ一つの質問に対しフランクに丁寧に説きおよび、参加者は、先生のお人柄にもすっかり魅了された様子でした。
講演終了後は、コミュニティ・ラウンジにて懇親会を開催し、 経済学部のOB、OGと学生経友会幹事との世代を超えた交流の場となり、盛況のうちに閉会しました。
●卒業生のみなさまへ●
来年度もホームカミングデイ開催日には、本年と同様、総会・講演予定ですので、卒業生の皆様、ご友人とお誘い合わせのうえ、どうぞお気軽にご参会くださいますようお願い申し上げます。
経済学研究科・経済学部
https://www.e.u-tokyo.ac.jp/