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大学院経済学研究科 金融システム専攻
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カリキュラム
1.金融システムの専門領域とサブ領域
金融システム専攻は「金融戦略」と「金融政策」の2つの専門領域からなります。「金融戦略」は
・資産運用と金融工学
・企業財務
・企業会計
の3つのサブ領域、「金融政策」は
・金融システム分析
・マクロ金融政策
の2つのサブ領域からなります。
金融システム専攻
2.カリキュラム体系

■基礎科目群
金融システム専攻は、経済・経営・商学系の学部以外の卒業生も広く受け入れます。入学者は修士課程在学中に、ミクロ経済学、マクロ経済学、統計学、計量経済学の4つのサブジェクトに関して、一定水準以上の理解に到達することを求められます。この4つのサブジェクトを「基礎科目群」と呼びます。基礎科目群に対する要求水準は、個別の学生のバックグラウンド、ならびに目指す専門領域やサブ領域によって異なります。基礎科目群は本学の経済学部、大学院経済学研究科、公共政策大学院で多数提供されていますが、これらの科目の履修については個別の学生ごとに指導を行います。

    2010年度カリキュラム

金融システム専攻 金融経済学I 金融経済学 II 数理ファイナンスとデリバティブ 株式ポートフォリオ分析 債券ポートフォリオ分析 グローバルインベストメントプロセス 実証ファイナンスと金融エコノメトリクス 企業金融 企業財務戦略 金融機関のリスク管理 資産流動化と不動産ファイナンス 企業会計 会計情報と企業評価 会計情報システム 金融システムの理論 金融のゲーム分析 証券化と企業金融の経済分析 コーポレート・ガバナンス 金融機関と金融市場の規制 オークションとマーケット・デザイン マーケットマイクロストラクチャー 金融 金融政策 金融政策特論 国際金融特論 マクロ金融/金融システムの実証分析 為替政策 マクロ金融理論 金融システム特論 金融システム演習

■基幹科目群
金融システム専攻では、5つのサブ領域について、学習のコアとなる科目を「基幹科目群」として合計8科目提供しています。これらの科目は毎年講義が行われます。入学者は修士課程の間にこの基幹科目群から最低4科目を履修しなければなりません。
■応用科目群
5つのサブ領域では、図に列挙された「応用科目群」が提供されています。応用科目群は、個別の学生が専門領域や研究テーマに応じて履修する科目群です。
■金融システム特論、金融システム演習
金融システム特論と金融システム演習は、個別の教員が応用科目群よりさらに特化した研究テーマに関して講義形式あるいは演習形式で行う授業科目です。
■金融システム論文指導
学生は個別の教員に相談して、論文指導を受けることができます。
3.修士課程と博士課程
修士課程修了者は、金融機関、事業会社の財務部門、シンクタンク、コンサルティング会社、政府機関、国際機関などで、金融戦略や金融政策の立案・評価に従事し、将来は金融界のリーダーとして活躍することが期待されます。修士課程修了時に提出する修士論文を審査対象とした進学試験に合格すると、博士課程への進学が認めらます。博士課程を修了した者は、大学や官民の研究機関の金融研究者として活躍することが期待されます。
3.金融史、法律系科目の履修について
「金融システム専攻」は、専門領域として金融史や法律系の領域を設けていません。これは、研究者養成に重心を置いた大学院プログラムという本学「金融システム専攻」の特徴を反映しています。一方、修士課程卒業後金融界に就職する学生には、こうした分野に関する知識や理解も大切であることはいうまでもありません。こうした学生のニーズは、大学院経済学研究科の他専攻や経済学部で提供される経済史、経営史ならびに法律系授業科目の履修によって満たすことが期待されます。なお、現在計画中の「経済学部金融学科」では、こうした授業科目もカリキュラムに組み入れられます。